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四辺は森として(あたりはしんとして)/ トウヤマタケオ
¥2,640
1. 渡り migration 2. 蝕 eclipse 3. おひれはひれ rumors 4. 車窓の雪 snow through the train window 5. 秘密 secret 6. 王と鹿 king and stag 7. 給水塔 water tower 8. 蜥蜴と影 lizard's shadow 9. 軽蔑 despise 10. 明るい部屋 camera lucida 11. 掬う scoop 12. 晦 in the dark 作曲と演奏:トウヤマタケオ 声(M4):当真伊都子 録音:林皇志、トウヤマタケオ 整音:林皇志 (Silence Audio Recording) 2019~2020 大阪・尾道 写真:三田村亮 意匠:清岡秀哉 前作「飛ばない日」のリリースは2013年9月のことでした。 実に8年ぶりとなるソロ・アルバム。 「飛ばない日」の録音を終え、長年暮らした大阪をはなれ、 拠点を尾道に移したトウヤマは自身のソロ公演で遠路各地へと赴き、 その合間には阿部海太郎との数々の連弾公演、徳澤青弦とのthrowing a spoon、 画家 nakabanとのlanternamuzica、8ビート偏愛ユニット PATO LOL MAN、 今年10周年を迎える岡山の廃校イベント”マチノブンカサイ”の 「内山下ハイコー楽団」という市民楽団の楽団長として、 翻訳家 柴田元幸、作家 古川日出男との公演、 舞台「100万回生きたねこ」、「わたしは真悟」、「テンペスト」、「夢の劇~ドリーム・プレイ」 そして、長年の友人でもあるエゴ・ラッピンのツアーにも合流。 過ぎてしまえばあっという間に8年が経っていたということになります。 この間自作曲をどうあたためていたのかは謎に包まれますが 今作も熟成ということばに恥じない新曲12曲がアルバムのかたちにまとめられました。 2008年の初来日時に再会したハウシュカ。 滞在時の会話から彼が録音を手がけることになった2010年リリース作「三月のワルツ」。 当時は「ポスト・クラシカル」「クワイエット・コーナー」といったキーワードすら流通してなかった荒野でしたが この間に二時間近くの公演もひとりで楽しませることができるパフォーマーとしての魅力もいっそう磨きがかかったように思います。 手癖、技巧に走らぬシンプルで透徹した筆致、実演じっくりお楽しみください。 音楽を巡るリスニング環境も激変しましたが 音を空気中に放ち、ただ聴く時間の尊さにかわりはない ということに応えてくれるアルバムだと思います。
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"waltz in march" / トウヤマタケオ(takeo toyama)
¥2,640
windbell wb28 2010/09/17 release 01. 扉 entrée 02. 19本の薔薇 les dix-nuef roses 03. 欧州ワルツ der waltzer für Europa 04. トビアスのこと tobias 05. ラチは弱虫 laci 06. 気取り屋と野暮天 a snob and a boor 07. ナンバー2 No.2 08. コヌウォールの賢人 a wizard from Cornwall 09. 五音階の屈折率 refractive index of the pentatonic scale 10. ねじ巻き clockwork 11. 哀歌 August 12. ヒマラヤ杉のある庭 cedar garten 13. 三月のワルツ waltz in March ※試聴はMySpaceでどうぞ→ http://www.myspace.com/takeotoyama 鍵盤を押して、音を聞く ー自分の荒削りな演奏でさえ、それだけで実に多彩な音色が、 繊細なニュアンスが生み出せることにわたしはあらためて感動した。 ただ音符を見つめるだけで、わたしたちが楽譜と呼ぶこの驚くべき記号体系が、 わたしの両手にモーツァルトの思念をよみがえらせる手段をあたえてくれる ーそう考えると、わたしは感嘆せずにはいられなかった。 わたしは正しい鍵を押しさえすればいいのだ。 ーそれがけっして容易なことではないのは確かだが、不可能なことでもなかった。 ーそうすれば、この巧妙に作られた機械を通じて、わたしは作曲家の考えを理解し、 それを物理的な運動から音楽という無限の軌道に打ち上げることができるのだった。 最後の和音が宙をただよい、ゆっくり消えていくのを聞きながら、 わたしは椅子から立ち上がって、このわたしのものである、 しかしけっして完全にはマスターできないであろう、 いつ見ても不思議な楽器の内部をのぞきこんだ。 もちろん、どんな音楽かは重要だった。 ーモーツァルトはあくまでモーツァルトなのだから ーけれども、たとえどんな曲を弾くときでも、 わたしのピアノは深い満足感を与えてくれた。 感情的、肉体的、知的、精神的な満足感はほとんど無限で、 わたしの生活にきわめて大きな影響を与えていた。 わたしは部屋の反対の端から眺めて、その三角のコーナーが 空っぽだったときのことを思い出そうとしたが、 それはまるで別の人生でのことだったような気がした。 T.E. カーハート 著 村松潔 訳 「パリ左岸のピアノ工房」(新潮社) 24章「もう一台の夢のピアノ」より転載 Gonzales “solo piano”, Mono Fontana “cribas”, Hauschka “Ferndorf” …. 近年、パリ、ブエノスアイレス、デュッセルドルフから届けられた静かなる傑作ピアノ・アルバム。 いずれもジャズ、クラシック…といったフィールドからではない、 在野のタフな男たちが長いキャリアの過程で差し出した深い響き。 これらのアルバムに連なる、タイムレスなアルバム、ここに登場! written and played by takeo toyama recorded by Hauschka at studio zwei, February 2010 artwork by nakaban カタログ番号:windbell wb28 定価:¥2,400(税抜)¥2.520(税込) -- 西に潜む賢人がここに一人。 どこかロバート・ワイアットを思わせる朴訥さ、周縁にいながらも示す存在感は 中心(東京を今さら中心というのなら)の音楽家たちを驚かすかもしれない。 Ego-Wrappin’、mama! milk、高木正勝、サケロック….といった日本のアーティストたちは自身の作品にトウヤマを迎え、編曲家・ピアニストとしての力をかりている。 nakabanのDVD作品「Der Meteor」、mama! milkの最新作「Parade」そして前作「Fragrance of Notes」におけるピアノの響き、編曲の妙に魅せられていた方も少なくないだろう。 海外では Joerg Follert (Wunder / Wechsel Garland)がこんなことばを寄せている。 「トウヤマタケオは、クラシックのセンスをもちつつ、音楽の現代性を貪欲に探し求める作曲家だ。 美しい音楽に秘められた英知は、ことば以上にこの世界を表現している。 それも、ユニークで有機的なスタイルで。彼の音楽は心に響く。 信じられないほど情熱的で多彩。これは天からの贈り物。」 ヨルグは2007年11月、トウヤマ、竹村延和、Kama Aina(青柳拓次)を招聘しベルリン公演を実現している。 このアルバムを紹介するにあたり、Hauschka(ハウシュカ)に触れないわけにはいかない。 物語は2005年のヨーロッパ・ツアーから始まる。 ドイツのレーベル「Karaoke Kalk」から作品をリリースし、ツアーのため渡欧したトウヤマは 現在、世界的な活動を展開しているハウシュカに出会う。 日々、街から街への移動、会場毎に異なる音響エンジニアとの出会う中、 ツアー初日にトウヤマが望む音色をエンジニアに的確に伝えたのが、ハウシュカだったという。 8カ国16箇所を巡るツアーを共にした二人の再会は2008年のハウシュカの初来日時には叶わなかったが、2009年秋の二度目の来日時に再会、二都市で公演を共にした。 このアルバムの録音をデュッセルドルフまたはベルリンでするというアイディアは ツアー中のある午後カフェで交わした会話に端を発している。 -- *words for " Waltz in March " ぼくが「Hauschka」として活動を始めて、 最初にツアーを共にしたのがタケオトウヤマだった。 ぼくらは「Karaoke Kalk」から作品をリリースしていたからね。 すぐに彼ならではのアレンジと美しいメロディ、 その融合の仕方の大ファンになった。 二度目のジャパンツアーのあと、 今年に入って、タケオはこのアルバムに収録されている楽曲を携えて デュッセルドルフにやって来た。 いくつかの曲は去年のツアーでも披露されていたね。 レコーディングした部屋には彼独自のコード進行とメロディに満ち溢れた。 このアルバムのように独自の音楽のみで見事な建築物を築くには個性が必要だ。 タケオの澄んでいて強いキャラクターがすべての楽曲に息づいている。 才能があって、すばらしい人なんだ。 Volker Bertelmann aka Hauschka -- 無礼を承知で、試しに自分をドビュッシーに置き換えてみる。 バルトークから楽譜が届いた。 その一音一音は、自分の全人生の経験に照らしてみて、 まったく知らない言語で語られていた。 そこで語られる詩世界も、見たことのないものだった。 無表情で美しい和声の行列。質素と苦さの混淆する旋律。 おとぎ話と小舞曲はたわいない外見を装う。 この知覚喪失の詩世界は、楽譜の送り主の夢をつつんで隔離している ―こんなことを、ドビュッシーは思っただろう。 そしてピアノの前に座り、楽譜をなぞりながら、 遠くのバルトークを恋い焦がれる気持ちで自らの指で感じるのだ。 阿部海太郎
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hello 88 CD ドイツ盤
¥2,420
2nd.アルバムのドイツ(karaoke-kalk)盤。ドイツより入荷しました。 生楽器と電子音を組み合わせたエレクトロニカ。 ドイツ盤のみのボーナストラック「lithium」収録。 「フランス近代音楽の幻想としなやな混沌トウヤマタケオの音楽はいつも、自由への前奏曲として僕を魅了する。5月革命を予感させる傑作!!」半野善弘(Multiphonic Ensemble)
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hello 88 オリジナル日本版
¥2,420
2001年発売のエレクトロニカ作品。ソロ2作品目。 数、僅少ながら、お売りすることができます。 収録曲 a. hello porno b. hello tuner c. hello bricks d. hello friends e. yawn f. hello kettle g. hello nancy h. hello year i. lumbago j. hello birds k. dance 当時のコメントです。 「フランス近代音楽の幻想としなやな混沌トウヤマタケオの音楽はいつも、自由への前奏曲として僕を魅了する。5月革命を予感させる傑作!!」 半野善弘(Yoshihiro HANNO a.k.a. RADIQ)
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"飛ばない日" / トウヤマタケオ(takeo toyama)
¥2,640
SOLD OUT
*現在、在庫1枚限りですが、紙ジャケットに、少し折れ目がついています。(2枚目の画像を参照ください)中身には問題ありませんが、2,000円(税込)に値下げいたします。どうか、ご了承の上、カートにお入れください。 50年代末リオの音楽的風景とは、これ如何に。 クール・ジャズからナット・キングコール、シナトラ、 ハリウッド・ミュージカル、オルフェの不協和音、 ショーロ・ダ・トロピカリア!、黒いバツカーダ、 そして勿論ボッサ~キング・アンド・プリンスの”想い溢れて”初回プレスのSP盤。 これにウーリツァーの野太いグルーブがからんんだり、 アメリカン・シンガーソングライターへの愛なんかが差挟まれたり、 果てはラオの民謡風足踏みオルガンまで。 驚くべきバランス感覚。 霧状のシルキーボイスの向こうに、 艶やかなピアノの重量感を味わっていただきたい。 傑作ですよ。 AMEPHONE 名人は危うきに遊ぶ 現在もロングセラーを続ける前作「Waltz in March」から実に三年。 ちょうど三年。 夏の終わり、秋の始まりにふさわしい、 赤い実が実った新作をお届けします。 前作は全曲ピアノ独奏でしたが この新作の大半の曲が歌・演奏:トウヤマタケオ。 歌ってます。 変化は喪失を伴うものでしょうか? いや、喪失を伴うことのない変化もあります。 前作の「ラチは弱虫」「気取り屋と野暮天」「扉」「Waltz in March」... きっとほかにもたくさんあるでしょう、好きだったあの曲この曲。 あなたのあらたなお気に入りがふんだんにこの新作には盛り込まれています。 本を聞くような、想像の余地がたくさん残された小粋な歌詞は あらためて日本語を母国語として憶えられたことが うれしくなるような愛おしさに溢れています。 このアルバムには二台のアップライト・ピアノ、ウーリッツァー、 リズムボックス、トイ・ピアノ、バンジョーといった楽器が登場します。 ドラムにトウヤマタケオ楽団の盟友・ワタンベ、 mama!milkの清水恒輔をコントラバスに、 生駒祐子をグロッケンシュピールに 迎えた楽曲も収録されています。 アルバムのミキシングには東の魔術師・AMEPHONE、 マスタリングは井口寛、 アートワークに山口洋佑を迎え、 アルバムは完成しました。 このアルバムには作曲、音楽を形作る古今東西の英知が ピアノの限りない魅惑的な響き、歌いすぎないトウヤマの唄 と共に1920年代以降のポピュラー・ミュージックのマナーで 披露されています。 とてもシンプルながら大きな波紋を広げる 決めのクラシカルなフレーズの数々に バート・バカラック、アントニオ・カルロス・ジョビン、 ジョアン・ジルベルト、クルト・ワイル といったジャイアンツたちも微笑むにちがいありません。 ビートルズという場を失ったジョンやポールが書いた曲を聴いて 秋空を仰ぎたくなるような、男泣かせな歌の数々もそこここに。 皆さまのあらたな愛聴盤となりますことを願って。 windbell
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etudes CD ドイツ盤
¥2,420
SOLD OUT
3rd. アルバムのドイツ(karaoke-kalk)盤。 ドイツより入荷しました。 ピアノ・マリンバ・チェロを中心に構成された人力エレクトロニカ。 ドイツ盤CDだけのボーナストラック「the ugly girl」収録。
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Bored to death [cote-006] / throwing a spoon
¥2,200
チェリストの徳澤青弦と、ピアニストのトウヤマタケオによるデュオ、 Throwing a Spoon (スローイング ア スプーン) 5年ぶりの2ndアルバム。 チェロとピアノ。 もしかしたら既に知っていたような、 それともいくつか眠った先に出会うような。 明日にあるようなクラシカル。 トラディショルな楽器で古典的な構成だからこそ、 作ることができるポップソング。 100年前からずっとタイムリーで、きっと明日も新しさを失わない小曲集です。 <レコーディングについて> 今作品は東京の本郷にある求道会館という建物でレコーディングを行いました。 1枚目のアルバム、"awakening"をリリースした時に音楽会を行った場所でもあります。 求道会館に響くチェロとピアノはとてもとても魅力的な音でした。 リハーサルで最初の音を出した時に、思わず二人から感嘆の声が漏れてしまう程に。 建築されてから約百年。建物に刻み込まれた時間の重さ。教会のような仏教寺院。 その特異な建築様式による音響空間。沢山の事柄が相まって、極上の音を織り成しているように思いました。 今作品の最初に収録されている"Rondue"をリハーサルで聴いた時に、あまりにもしっくりきすぎていたのを覚えています。 ここでレコーディングをしたならば、とても面白くなるのでは。 そんな事から作品作りは始まりました。 こうして作られた時間、場所がボーダレスで稀有な作品を是非ご堪能下さい。 <曲目> 1.Rondeau 2.Epitaph 3.Arp 4.Bored to death 5.Pew, Mew, Drink, Brink 6.Quartet
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"awakening" / Throwing a Spoon(toyama takeo + seigen tokuzawa)
¥2,500
トウヤマタケオ(ピアノ)×徳澤青弦(チェロ)によるユニット、Throwing a spoonの1st album。 朝の空気に溶け込むような音楽を。 とのコンセプトで始まったこの作品は、山梨県の山中にある小さな音楽室で録音されました。5月とはいえまだストーブを点けなければ寒い、早朝5:30からレコーディングは始まります。 音楽室の窓を目一杯開けると、霞みがかっていてピリッとした朝の空気が部屋を包み込みました。 そして、色々な鳥の鳴き声も。それらが合わさってとても良い空気だったので、窓をそのまま開けておいてレコーディングを開始することにしました。 チェロの艶やかな音は、空気の震えている感じまで身体に伝わってきます。 ピアノの滑らかな音はそっと優しく、余韻が空気に溶けていくようです。 朝の空気と音、チェロとピアノの音が混ざりあった、まさに極上の気持ちの良い音が9曲46分間に収められています。エンジニアはtoeの美濃隆章。アートワークは画家の野村嘉代。 Throwing a Spoon トウヤマタケオと徳澤青弦で結成された ピアノとチェロのデュオ。隙のある曲作りと節度ある即興によって極上の楽曲を構築する。 1 Clouds 2 クェイシーの水泳 3 Sofia 4 Hello Bricks 5 名もつかぬ銅像 6 Hectopascal 7 Ranchiu 8 E.V.A 9 Dancer's Awakening
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『たそがれ』by 翻訳家・柴田元幸 音楽家・トウヤマタケオ
¥2,420
翻訳家・柴田元幸の朗読と音楽家・トウヤマタケオの音楽。J・ロバート・レノンの短篇6作品のセッションに、トウヤマタケオのソロ3曲をくわえた全9曲で、J・ロバート・レノンの世界観を表現しています。短編6作品の載ったブックレットつき。 ignition galleryのhpより アーティスト:柴田元幸×トウヤマタケオ タイトル:J・ロバート・レノン『たそがれ』 カタログ番号:ign-002 レーベル:ignition gallery 発売日:2019年2月2日 収録曲数:9曲 パッケージ:ジュエルケース/32Pブックレット付き 小説:J・ロバート・レノン/柴田元幸 訳 ライナーノーツ:柴田元幸 ドローイング:nakaban デザイン:横山雄 録音/ミックス/マスタリング:甲田徹 定価:2,200円+税 曲目: 1. coda 2. 道順 3. 軍服 4. Sofia 5. 紅茶 6. クーポン 7. たそがれ 8. 短さ 9. 追伸 -- ■たそがれについて 翻訳家・柴田元幸にとって、音楽家・haruka nakamuraとコラボレーションしたアルバム、ブライアン・エヴンソン『ウインドアイ』に続き、朗読と音楽によるセカンドアルバムとなります。 『たそがれ』は、2018年10月に兵庫県・篠山にあるrizmで開催した、柴田元幸とランテルナムジカのライブを音源化したものです。 ランテルナムジカは、音楽家・トウヤマタケオと画家・nakabanによる幻燈ユニット。CD化にあたり、ライブでnakabanが描いたドローイングを、アルバムアートワークに採用しました。 柴田元幸の朗読とトウヤマタケオの音楽によるJ・ロバート・レノンの短篇6作品のセッションに、トウヤマタケオのソロ3曲をくわえた全9曲で、J・ロバート・レノンの世界観を表現しています。 ■J・ロバート・レノン、収録作品について J・ロバート・レノンはアメリカの小説家で、現在、コーネル大学で創作と英文学を教えています。 CDに収録した「道順」「軍服」「紅茶」「クーポン」「たそがれ」「短さ」の6作品は、Pieces for the Left Hand: 100 Anecdotesと題された100篇の短篇から成る本に収められています。 「道順」「軍服」は柴田元幸が責任編集の文芸誌『MONKEY vol.2』に収録されており、その他の4作品は本邦初訳です。 100篇の中から、柴田元幸が最も愛する6作品を選びました。 J・ロバート・レノンの世界観について、柴田元幸が自身のライナーノーツで以下のように述べています。 “どの作品もユーモア(光)とメランコリー(影)が織り交ぜられていて、配分はそれぞれ違うが(たとえば「軍服」はユーモア主流だし、「紅茶」はメランコリー中心)、両者のごく自然な絡み合いが、作品を再読・再聴に耐えるものにしている” このレノンの世界観は、トウヤマタケオの世界観とも通じるものだと思います。昼でも夜でもない“たそがれ”の優しさとさみしさ、溶けていく境を、朗読と音楽によって体感してもらえたらと思っています。 ■ブックレットについて CDには、柴田元幸訳によるJ・ロバート・レノンの短篇6作品と、ライナーノーツを収録した32ページのブックレットが付いています。 CDを聴きながら小説を読むことも、CDだけ聴くことも、小説だけ読むことも、できます。何度でも、再読・再聴し、柴田元幸が翻訳する時に聴いていたJ・ロバート・レノンのボイスを、楽しんでもらえたら嬉しいです。 ■先行販売、レコ発について 現在、You Tubeでは、アルバムのトレーラー映像を公開しています。 SpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションでは、リードシングル「たそがれ」を配信中です。 2月1日に尾山台のFlussで開催する柴田元幸×3日満月×林青那『失われた詩を求めて』にて先行販売し、2月2日から一般販売いたします。 なお、リリースライブも企画中です。 現在のところ、3月30日に岡山県のJテラス、3月31日に高知県の蛸蔵、4月19日に東京都のキチム、4月21日に岩手県の岩手銀行赤レンガ館で開催予定です。
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”a blink of gravity 重力のまばたき”ボックス(デジタルダウンロードコード付)
¥3,740
本体3000円 税240円 送料500円(宅急便コンパクト) 21cm×14.8cm 100P カセットテープ/ダウンロードコード付 箱入り 150部限定作品 京都Prinzで開催された山口洋佑個展「a blink of gravity 重力のまばたき」に合わせて制作された作品集と15曲の音源をまとめたボックスセット。 作品集には、山口洋佑の絵と、波田野州平の映像をライブで合わせたものの記録を収録。音楽家・トウヤマタケオによる音源を、カセットテープとダウンロードコードにして同封。 (以下はデザインを手がけたdookさんのサイトより転載) Book Inside "a blink of gravity" Yosuke Yamaguchi 山口洋佑 Takeo Toyama トウヤマタケオ Shuhei Hatano 波田野州平 14.8 x 21.0 x 3.0 cm, 100 Pages Book & Cassette Tape into the Box Publication date: December 2015 3,000yen+tax A box set including a book and sounds for Yosuke Yamaguchi's exhibition "a blink of gravity" held at Prinz in Kyoto. The book recorded a live performance of drawings and films by Yosuke Yamaguchi and Shuhei Hatano in 100 black and white pages. Sounds by Takeo Toyama are enveloped as a casette tape and download code. Limited production with 150 sets. 京都Prinzで開催された山口洋佑個展「a blink of gravity 重力のまばたき」に合わせて本と音源をまとめたボックスセットを制作しました。本は山口洋佑、波田野州平の絵と映像をライブで合わせたものを記録し、モノクロ100ページにまとめました。トウヤマタケオによる音源を、カセットテープとダウンロードコードにして同封しています。150部限定で制作しました。 Yosuke Yamaguchi 山口洋佑 An illustrator/graphic designer. イラストレーター/グラフィック・デザイナー。 Lives in Setagaya-ku, Tokyo. He works in illustration for books/magazines and artwork of CDs and has solo exhibitions in various locations. His recent work includes: illustration for Orfeo by Richard Powers, NEWYORKER MAGAZINE and THE DICTIONARY of Urban Research Doors; collaboration with the fashion brand TARO HORIUCHI; and music-fashion-mixed exhibition collaborated with Babi and BYT at ROCKET in Harajuku. 東京都世田谷区在住。国内外の書籍、雑誌のイラスト、CDのアートワークなどを手掛け、各地で個展なども開催。最近では、Richard Powers 著「オルフェオ」の装画、「NEWYORKER MAGAZINE」「URBAN RESERCH DOORS THE DICTIONARY」などのイラストを手がけ、ファッションブランドTARO HORIUCHIとのコラボレーション、 原宿ROCKETにて、Babi、BYTと音とファッションのコラボレーション展示を開催するなど、 様々な分野で活動中。 http://yosukeyamaguchi423.tumblr.com/
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"circles" by flau label
¥2,484
flau labelのワルツばかりを集めたコンピレーションアルバムに参加しました。 11曲入 本体2300円 税184円 ✳︎写真はジャケットの折り方の例で二枚並べています。 商品は一枚のみです。 Danny Norbury - Waltz for Nowhere Kanazu Tomoyuki - Wordswaltz Ensemble 0 - Soñando 8 Fábio Caramuru - 5a valsa brasileira Otto A. Totland - Grannys Waltz Rayons - merry-go-round Sophie Hutchings - My Love Frédéric D. Oberland - Aurore HAU (Henning Schmiedt + aus) - Anywhere Takeo Toyama - Minority MayMay - long ago Waltz 収録曲は友人のカメラマン東康秀氏の展覧会用に書き下ろしたアルバム未収録曲"Minority"。ジャケットの折り方で4通りの絵を楽しめるそうです。
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"RADAR GIRL" / PATO LOL MAN(takeo toyama + watanbe)
¥2,000
トウヤマタケオ(key,vo)とワタンベ(dr,vo)の二人によるギターレス 8ビート偏愛ユニット、PATO LOL MAN(パトロールマン)。はじめてのフルアルバム。
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"ground piano" / トウヤマタケオ(takeo toyama)
¥2,420
SOLD OUT
*在庫がなくなりました。ありがとうございました。現在のところ再発の予定はたっておりません。 FRD-CD004 1998/2008 トウヤマタケオ1stアルバム。初版は絶版。2008年に新ジャケットで再リリース。 1. ritual pipes 2. aio-ancestors'chant 3. 小人 4. リキシャーマン 5. surya 6. 花曇 7. limestone moon 8. パンの家 9. ancestors'mallets 10.ロカ岬 [listen] 11. coda (bonus track) 再発版のみ収録 奇妙でユーモラスな夢の続き... ピアノを中心に、独自の世界を描いた傑作! 半野善弘(Mutiphonic Ensemble)
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hello 88 LPレコード ドイツ盤
¥3,300
SOLD OUT
2nd.アルバムのドイツ盤LPレコード。ドイツより入荷。 2nd アルバム。生楽器と電子音を組み合わせたエレクトロニカ。 ドイツ盤のみのボーナストラック「lithium」収録。 「フランス近代音楽の幻想としなやな混沌トウヤマタケオの音楽はいつも、自由への前奏曲として僕を魅了する。5月革命を予感させる傑作!!」半野善弘(Multiphonic Ensemble)
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etudes (LPレコード ドイツ盤)
¥3,750
SOLD OUT
レコード盤 2750円 (税込) 送料 1000円 ドイツのレーベル、karaoke kalk からリリースされた「etudes」アナログ盤。 残4枚 1.tremolo 2.gauche 3.drawing 4.leo 5.bobbin 6.troll 7.odd 8.hectopascal 9.drops 10.tuner 11.stitch
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音楽集 by 紙片
¥3,000
SOLD OUT
尾道にあるステキな本屋さんがプロデュースした二枚組アルバム。 トウヤマタケオも参加しています。 (以下、紙片さんのサイトより転載) わたしとおんなじように あなたとおんなじように これは たったひとつきりの紙片 紙片(しへん)= 紙の欠片・紙切れ。 または、広島県尾道市にある、本と音楽の店の名前。 これは、紙片店主が音楽の人・詩の人に紙片という言葉を渡すことからはじまった、ひとひらの音楽集です。 音楽は19組の手によって生まれた21曲。 詩は書き下ろされた100篇の中から、 どれか10篇が入っています。 清濁を両手に持った音楽と詩が、日々のすき間にそっと寄り添うものでありますように。 音楽 AOKI,hayato いろんなためいき 岩本象一 木太聡 小瀬村晶 佐立努 白黒ミドリ 瀬戸信行 田辺玄 寺尾紗穂 天体 トウヤマタケオ 西森千明 Hideyuki Hashimoto hofli -津田貴司- Mujika Easel 森ゆに yatchi Repair 全21曲 2枚組 詩 池田彩乃 disc 1 1 boat / 森ゆに 2 shihen / Akira Kosemura 3 紙片 / 佐立努 4 紙片からの帰路 / yatchi 5 紙のきれはし / 瀬戸信行 6 夜明けの海 / 西森千明 7 kobo / Hideyuki Hashimoto 8 nei / 白黒ミドリ 9 絲 / 岩本象一 10 日めくりのワルツ / Repair 11 色紙 / 寺尾紗穂 disc 2 1 Lumbi Lumbi / 田辺玄 2 片方の手 / AOKI, hayato 3 across the warter / トウヤマタケオ 4 いろんないろのちいさなかけら / いろんなためいき 5 路地とペーパーウェイト / hofli 6 koku / Hideyuki Hashimoto 7 舞う光と片 / yatchi 8 勝手なひと / 木太聡 9 空想の庭 / Mujika Easel 10 採掘 / 天体 2枚組 約1時間半